駐在員雑感(第37回)「2階建てオープンバス」

上海には「2階建てオープンバス」が走っています。

070808バス前景(写真).JPGのサムネール画像

上海には「2階建てオープンバス」が走っています。
このバスは、歴とした「路線バス」で、今年の2月8日に上海に登場したそうですが、私はこれまで一度も見たことがありませんでした。それもそのはず、上海市内ではたった1台しかないそうです。(10月には9台に増えるそうです。)
しかし、ようやく最近乗車することができましたので少々紹介したいと思います。

このバスは、上海の「911路線」を走っております。上海のバスは、番号で行き先が決まっており、911路線は、上海市の中心部の「老西門」から准海路(上海一番の繁華街)経由で上海西部の七莘路の「万科城市花園」まで運行しております。
当上海事務所前の「虹橋開発区」というバス停にも停車します。
バスの中は、1階は通常の路線バスと概ね同じですが、座席の一部にテーブルが付いており、飲みものを飲んだり、食べ物を食べたりするのに便利なつくりになっております。

070808バス1階机(写真).JPGのサムネール画像

運転手さんが言っておりましたが、朝は学生が通学途上このテーブルで勉強をしているそうです。また、座席の一部が新幹線の座席のように180度回転し、向かい合わせにもなるようです。
日本の高級サロンバスには程遠い感じがしましたが、運転手さんは、「このバスは上海で一番高級なバスだ」と自慢げに言っておりました。
確かに、1階はクーラーも完備されており、通常のバスよりは少々小ぎれいな感じはしましたが、高級かといわれると「????」といった感じがしました。
次に、2階ですが、座席は46席、前3列には透明の屋根がついておりますが、後方部分はまさにオープン状態でした。

070808バス2階(写真).JPGのサムネール画像

外の景色は非常に良く見えてすばらしいと思いましたが、やはり、上海の猛暑時は、走行中でも非常に暑く、とても快適とはいえませんでした。私はものめずらしさから、暑さにもめげずに2階座り、普段とは違った風景を楽しみましたが、その日2階に乗った人は、私の他に数人だけでした。
ちなみに料金は、通常の公共バスと同じで、2元から3元程度(距離によって違う)で、上でも下でも自由に乗車可能です。

 

それから、このバスは、9月から貸し切ることができるようになるようです。
想定している用途としては、結婚式やパーティーなどのイベントでの使用で、料金は半日で2,000元。(かなりお手ごろではないでしょうか?)座席数は66席。
貸切をした場合は、もちろん路線バスルートを通るのではなく、依頼者の希望するルートを選択できるようです。もしかして日本からの観光客にも人気になるかもしれません???

夜涼しい時に、バンドの夜景などが見える場所をゆっくり走ったらすばらしいのではないでしょうか?バスの窓ガラス越しの写真撮影ではなく、オープンスペースから、通常とは違った角度でシャッターを切るのも旅の記念になるかもしれませんね。

2007年8月8日
福島県上海事務所 安達和久