全国の皆さまへ知事メッセージ(9月11日)

 はじめに、このたびの台風12号の被害によって亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。

 大震災から半年が経過いたしました。この間、全国の皆さんには、義援金や支援物資の提供、被災地でのボランティア活動、農産物を始めとした福島県産品の購入など、あらゆる場面で様々な、心温まる御支援をいただき、深く感謝を申し上げます。

 また、ボランティアの皆さんを始め、自治体職員、警察・消防職員、自衛隊員の皆さん、さらには民間企業の職員の皆さんも含め、全国各地から多数の方々が応援、支援に来ていただいたおかげで、福島県は徐々にではありますが元気を取り戻しつつあります。本当にありがとうございます。

 東京電力福島第一原子力発電所の現状は、事故収束に向けてのステップ1(安定的な冷却)をおおむね達成し、来年1月を目途としたステップ2(冷温停止状態)の達成に向けて、国と事業者が全力で取り組んでいるところです。

 現在では、発電所施設の状態が安定してきているという判断に立って、国は緊急時避難準備区域の見直しなども検討しています。

 こうした中、私たちは、県民が安全で安心して暮らせる福島県を取り戻そうと、大地震や大津波、原子力災害、風評被害への対応に全力で取り組んでまいりました。

 放射線の影響を受けやすいと言われる子どもたちを一番に守るところから始め、生活空間の放射線量の低減策を推進しています。引き続き環境中に残る放射性物質をさらに減らす努力を重ねることによって、県外などで避難生活を送っている県民が安心して帰郷できる環境を整えてまいりたいと考えております。

 県産の農林水産物は、検査体制の確立によって、規制値を超えるものは流通しないようにしておりますので、流通しているものは安心して召し上がっていただけます。

 また、全国第3位の県土面積を有する福島県は、東の端から西の端まで160キロメートルもあり、安心して訪れていただける観光地もたくさんあります。

 これからも、福島県に心を寄せ、支援の手を差し伸べてくださる皆さんのお力をお借りしながら、復旧・復興に向かって歩みを進めてまいります。引き続き、温かい御支援を賜りますようお願いいたします。

 とりわけ、避難者を受け入れていただいている市町村、都道府県職員の皆様には、これからも何かと御世話になりますが、一日も早い復旧・復興に努めてまいりますので、何とぞ御協力をよろしくお願いいたします。


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